3「みんなが幸せでないとね」インド生産者さん訪問記その3

2016年6月19日 - 旅行記


むつみインド日記「無事にデリーにおります!」
1「みんなが幸せでないとね」インド生産者さん訪問記その1
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3「みんなが幸せでないとね」インド生産者さん訪問記その3
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「みんなが幸せでないとね」インド生産者さん訪問記 番外編
女子の希望の星! イラムちゃんに ’スクーティー’ を贈りたい

現場仕事の全体を統括する立場のカリッドさん。

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「働く人はどうやって探してくるのですか?」ときくと

「コミュニティに出向いて、こんな人いない~?と聞いて

人づてに、見つけてくる」とのこと。

10人くらい集めて1日一緒に仕事をしてみて

その中から、イラムちゃんが、合格者を選び、

このセンターでのお仕事をまかせます。

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最初からすべてのスキルを持っている人はいなくて

ひとつひとつ、トレーニングしていくそうです。

カリッドさんに聞きました

「ワーカーを見つけるのは簡単ですか?」

「けっこう難しい。

男の人は、女性が外に出て働くのを嫌がるから。

家の中でだけ仕事をしててほしいっていう男が多くて」

「なんで?女の人も稼いできてくれた方が

家族の暮らしは楽になるんでは?」

「・・・男は、女の人をコントロールしたがるから。

女の人が収入を得るようになったら、

自分から逃げて行ってしまう、って怖がるんだよね・・・」

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そんなカリッドさん40歳は

インタビューの間に、なんども

女性の幸せについて語ってくれました。

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たとえば、

カラティマクというNGOの仕事をしていて

いままででいちばん嬉しかった思い出を聞くと、

「村でワークキャンプをやったとき、

ある貧しい女性が、

売れるものをつくれるようになって

自分が誰か人を喜ばせている、と感じるのがうれしい、

と語ってくれた。

それを聞けたのがいちばんのいい思い出。」

って。

さらっと泣けること言う~~~~~~~

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ここLUCKNOWは、けっこう都市部ですが、

それでも夜の繁華街では女の人が一人で歩いている姿はまったく見ません。

気持ち悪いほど男だけ。

(または家族に付き添われた女性だけ。)

農村の女性はもっとひどいそうで

自宅の四方の壁だけに囲まれて、

外出は男の都合に合わせるしかないという場所がたくさんあるとのこと。

聞くだけで、吐き気がする。。。。

外出することすら男次第・・・・

全て、男の人の都合に合わせてしか生きられない。

そんな女性たちが、

内職ではあるけれど、ものを作ることを通して

外の世界とつながり

外の世界の人が喜ぶ姿を意識して

さらにそれでお金を得て

お金を得ることで家庭での発言権も増し・・・

たぶん最初は些細なことから。

少しいい鍋に買い換えるとか。

鶏を一羽買って、残飯を食べさせて、

卵をとって子どもたちの栄養を補給するとか。

少し進んだら、

娘や息子を学校に行かせたい、とか。

自分でミシンを買って小さな商売を始める人守もいる。

私と一緒のテーブルでずっと一緒に作業している

ヒナちゃん。

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彼女は街の子。

収入はすべて「将来のため」に貯金しているそうです。

将来のためとはずばり、結婚するときの持参金。

場合によるけどだいたい10万ルピー(20万くらい)は必要。

2年くらい頑張り、給料のほぼすべてを貯金すれば

貯まるようです。

(ヒナちゃん、いま、絶賛ラマダン中なので

日の出から日の入りまでは、水も飲めない。

シサムさんの集中検品はじまって3日目、

ちょっと疲れが見えてきました)

でもそれも、年間通してずっと仕事があれば、の話。

ラッキーにも、シサムさんというよいパートナーを得て

彼女は将来を考えることができます。

そうでなければ~~~~

貯金がなければ結婚できない。

結婚する資格を得るためにひたすら貯金て。

なんだよ、持参金て!

ふざけんなよ。

(インド政府はいまは持参金を禁止しているそうですよ。

でも人の習慣はなかなか変わらないよね)

最後に。

カリッドさんの、いままででいちばんいやだった思い出は?

「同じミスを繰り返す人に

なんども同じ注意をすること。

この一つのミスが、みんなの損になるんだよ、

みんなが仕事をなくすビックロスになるんだよって

なんど言っても直さない人がいると

気持ちが下がる。

悲しくなる。」

「だから、教育が大事。

ものの全体を考える力をつけて欲しい。

このさき、できるだけ、奨学金制度を整えたい。

インドの、奨学金専門のNGOを見つけてきて

勉強したい人を募って

そして・・・・・・・・」

熱いトークは始まると止まらない。

動画でどうぞ(笑)

(カリットさん動画
http://www.youtube.com/watch?v=Llj8x-b9Krs

撮影が終わってもトーク止まらなくて(笑)

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「みんなが幸せでないとね」

今回のインド訪問記のタイトルにしているこの言葉は

カリッドさんの一言からいただきました。

さあ、今日も気温はまあまあの37度(室内)

後半も検品がんばりましょう!

 

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2「みんなが幸せでないとね」インド生産者さん訪問記その2 はこちら

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