ネパール訪問記10 【 帰還の日 編】

2016年6月15日 - 旅行記

その1 空港着編 はこちら
その2 両替編 はこちら
その3 パタン散策編 はこちら
その4 タメル散策編 はこちら
その5 サナお仕事編 はこちら
その6 お食事編 はこちら
その7 わか、結婚式へ行く編 はこちら
その8 マハグチへ向かう編 はこちら
その9 マハグチのお仕事・アニタさん家編 はこちら
マリコのネパール旅日記<エピソード・ゼロ>
マリコのネパール旅日記<エピソード・1>

ネパール最終日 5月4日、出発の日

あっという間に出発の日。
そういえば、1回も「はやく日本に帰りたい…」なんて思いませんでした。

6:00 起床。

7:00ごろ、マリさんがクルタスルワール屋さんに忘れ物をしていたのでお散歩がてら取りに行くことに。
なんとクルタスルワール屋さんは7:00から営業しているとのこと。本当かいな!

ぷらぷらとクルタやさんに向かい、開店時間を過ぎて到着。
まだ開店していなかったけど、ちかくにチャイ屋さんがあったので、チャイを飲みながら待つことに。

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手際よくチヤを入れるお兄さん。

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みーんなチャイを飲んでいて、談笑したり、新聞を読んだり。
その周りには朝から野菜を売ってたり。

こんな朝に人がいるってスゴイー。

飲んでるうちにクルタスルワール屋さんがあいて、
無事忘れ物は回収できました。結局マリさんとトモさんは本当に毎日このお店に通ったことになります。笑

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トモさんが「小道好きやねん」と言い、そのへんをお散歩することになりました。

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あ、トモさんが担いでいるのがマリさんの忘れ物です。デカい。

途中、他人の敷地に入ってしまったり、変な花を見つけたり。
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ピンボケてるけど、タコさんウィンナーに似たお花。

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歩いているとモダンなカフェを見つけました。
トモさんがお話を聞くと、なんと9日前にオープンしたばかりだって!
せっかくなので、ここでもお茶をすることに。

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まだお店は完成ではなく、来週からはフードを土器でサーブするつもりらしい。
ネパールって土器作ってるもんね。

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ミルクコーヒー(完全にインスタントのコーヒー&クリープ的な味)を飲んでいるあいだ、フード類の仕入れのおっちゃんが来ました。

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でかいふわふわそうなドーナツに怪しげなクリームがはさまったものや、
マーブル模様の、これまたでかいパウンドケーキのようなもの。

応援してあげたくって、ドーナツとケーキを買いました。

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持って帰ることを伝えると紙袋に入れてくれたけど、マリさんも同じように持って帰ると伝えたら「もうない…」って。
紙袋は私で最後だったらしい。
おいおい!開店早々備品が足りてなさすぎないか。

店内にギターがあったけど、オーナーは弾けないって。お客さんのものだそうです。
Facebookページは持っていないけど、いずれ作るそうです。いいねしてあげよーーーー。

そんなふうにブラブラと ちい散歩をしていると、もう8:00ごろ。
そろそろアニタさんが心配してるころかなぁと思っていたら、

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ピョコッ!!!

と、男の子がすぐそばの民家から制服姿で出てきた。

え…
どっかで見たことある顔……あああーーー!!!!!!!!!

そう…この男の子、いっさくじつにたまたま遭遇していた男の子だったのです。

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仕事終わりに3人+アニタさんと夜の街でお買い物をしていたら、
いきなり「ニーハオ!」と男の子が話しかけてきたのですが、それが今目の前にいる男の子。

「ニーハオじゃないよー!日本人だよー!」って私が言ったのがきっかけで、ちょっと話していたんです。
出会った場所から彼のお家は徒歩10分くらい。
とは言っても、 と は 言 っ て も で す よ !

こんなところでこんな時間にこんなタイミングで再会するってすごくないですか?
どんぴしゃその時間に出てきてくれなかったらそれだけでもう会ってなかったし。。

彼の名前はウッサル。
「ぼくのお家においでよ!」と、家に招待してくれました。

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アニタさんの家とは違い一般市民の家という感じで、
一室しかなく、そこで家族四人が暮らしているらしかったです。

裕福そうな家とは言えなかったけど、みんなすごくあたたかく迎え入れてくれました。
こうやってすぐに家に招き入れる文化は日本にはないですね。

これが日本だと、きっと「あぁ〜すみません〜狭い家ですが…」とか言っちゃいがち。
そもそも家にすら誘わないと思う。。

ウッサルのご両親もすっごく感じのよい方で、
「あら、日本からきたの〜!?まあ〜〜〜」って調子でフレンドリーでした。

今から学校に行こうとしていた途中なんだって。
家計が厳しくても子どもには学校に行かせたいんだろうなぁ。

朝食の時間が迫っていたので、ささっとウッサル一家に挨拶をして、お別れをしました。

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アニタさん、トモさんはマハグチへ行くのでここでお別れ。
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ほんとうにありがとうございました!

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アクシュンさん、アヌラグさんがすぐそばまでお見送りしてくださいました。
お荷物持ってくれたり激ヤサ。
アニタさんご家族ともっともっとお話したかったなぁ。。

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揺られるタクシーの中から。

ちょうど登校の時間だったみたいで、お父さんと手をつないで登校しているカワイイ学生ちゃんがたくさんいました。
みんな、目が真剣だ。。
こんなに若いのに、勉強する意思が伝わってくるなぁ。

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さて、これでネパールの旅はおしまい。

マリさんもお疲れさまでした!
一緒に行ったのが、マリさんでよかった。

わたしがフェアトレードという言葉を知って、興味が出て、仕事に関わるようになって…
じつは、このお店でマリさんに接客されたことが全てのきっかけだったので。。

フェアトレードという言葉を知った当時(1年半ほど前)は、
まさかここで働くことになり、ネパールにいくことになるなんて、しかも接客してくれたマリさんと!なんて、
だれが想像できたでしょうか。
わたし自身がいちばんびっくりしました。

アルで働くようになって、
さらに今回ネパールに行って感じたことは、「世界が近くなった」ということ。

あなたは世界中のどこかにいる誰かのことを毎日考えていますか。

わたしは、毎日毎日、インド、ネパール、バングラデシュ、シリア、パレスチナ…
いろんな国から送られてきた商品たちを見ています。

そして、「この商品でつながってるんだな。わたしたち」って思ってました。

そういえば今まで考えたこともなかった、商品の裏側。
どこで誰がどんなふうに商品を作っているかなんて、ぜんぜんイメージ出来なかった…

でも、ネパールへ行ってみたら、
現地の生産者さんたちが、わたしたちの目の前で、頑張って良いものをつくろうとしていました。

この人たちとより良い関係を結びたい。
この人たちを応援したい。

そう思うことこそ、世界が近くなる一歩なのではないでしょうか。

世界が近くなるっていうのは、つまり。
話が飛躍しちゃうかもしれないけど、消費社会のありかたや、世界平和にまでも関わっていると思います。

(わたしは大真面目に書いているのですが、、)

商品っていうのは、勝手にできあがるものでは、決してありません。
必ず誰かの手がかかっています。

その「手」が、どんなものなのか?
欲にまみれ、お金のことしか考えられない人の「手」で作られたものなのか
家族の生活を支えるんだ、自立するんだという強い意識をもった「手」で作られたものなのか

それを見極め、選択することが大事なんじゃないかなと思います。

で、商品を買うとします。

それがフェアトレードのものであれば、生産者(=遠い国で働く見知らぬ誰か)にじゅうぶんなお金がまわります。
ひとりではあまり意味はないかもしれない、でも、
皆が同じように「世界を身近に」感じてくれると、きっとその力は大きくなると思います。

フェアトレードっていうのは、そのまんま「フェア(公平)」な「トレード(貿易)」のこと。
貧しい人たちに生活できるだけのお金を支払い継続的にやりとりをする。ってこと。

そりゃ、わたしたちがフェアトレードのお店を運営したからといって世界が劇的に変わるってわけじゃないかもしれない。
世界規模でみれば、わたしや わたしたちがやってることなんて微々たることだし、
それはつまり世界平和につなげたい!っていうのはまだまだ難しいかもしれない。

でも、むつみさんがよくブログに書いてる「やらないよりはまし」、
これ本当にそうだと思います。

ポイ捨てを拾ったりするのも、
面倒だけど、ダイエットのためにちょっとプチ筋トレしてみるのも、
500円貯金をしてみたりとか、
困ってる人に声をかけるのも。
おんなじ。

「やらないよりはましかな~」
「ウーンちょっぴり良くなるような」、、それでいいんじゃないでしょうか。

今 わたしに、あなたにできることをやりましょう

わたしにとってそれは、ネパールで生産者さんに会い、その様子を伝えるという役。

この商品は、こんな人が作っていたんだよ、、
こんな風に作られていたんだよ、、
そう伝えることが、わたしにできる精一杯。

あなたは、それを見て、
ちょっぴり興味がわいてきたな、、
ネパールってそんなところなんだ、行ってみたいな、、
あの商品ってネパールで作られてたのかぁ、、

そう思っていただければ、もう100てん。

世界がぐっと近づいて、ちょっと嬉しくなりませんか?

そういうお手伝いをしていきたい、

そんなことをネパールで思いました。

つたない文章でえらそうにごめんなさい。。

今回のお仕事を誘ってくださったトモさん
サナ・ハスタカラさん
マハグチさん
行っておいでと背中を押してくださったむつみさん
わたしがいない間にお店を見てくださったスタッフのみなさん
最後の最後で心配かけてしまって関空まで迎えに来てくれたわたしの両親

本当にありがとうございました。

また行きたいぞネパール!

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長い日記に付き合っていただいてありがとうございます!
これで終わりです。

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