新・秘密兵器?和樹くん

2015年12月16日 - 未分類

クリスマスケーキの受付を締め切り、集計しながら
備品の発注忘れはないか?
大事な材料の準備のもれはないか?
気が抜けない一週間がはじまりました。

今年もたくさんご注文ありがとうございます。
おいしいケーキお届けしようと真剣ですが
去年と今年で、スタッフの顔ぶれが違います。
ぐっち店長もいないし、2年間ケーキを焼いてくれていたさよちゃんもいない。
その穴を埋めて、さらにもっとよいサービスをっ!と
スタッフみんな頑張ってくれてますが
なにせ、毎日、やることが細かくたくさんある〜〜〜〜!

そんな私たちの秘密兵器
和樹くんです

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アル初の、男子スタッフ????

和樹くんとは不思議なご縁。
私(むつみ)が大学で教育学部にいたとき
難聴の赤ちゃんがどうやって言葉を獲得していくか?をテーマに卒論を書きました。

その期間、研究のために、
高度難聴のハンディを持つ赤ちゃんのお家に
週に一回、お邪魔していました。
お母さんと赤ちゃんの関わりを録画させてもらい
それを分析。
10ヶ月くらい?

そのとき1歳前後だった赤ちゃん・・・
それが和樹くん、いま26歳!

お母さんがアルに来てくださったときに
「なかなか、就職先がなくて、ずっと家に居る」とおっしゃったので
ちょっと、アルでバイトしてみますか?とお誘い。

男の子だし、雑貨とか料理とか興味あるわけじゃないだろうし
でもずっと家にいるよりは、外に出て
何かしてみたほうが、その後につながるんじゃないかと
軽い気持ちで声をかけました。

最初の日は、挨拶するのもやっと。
話しかけても、ほんのちょっとうなづくのが精一杯な感じ。
体力がなくて、すぐ座ってしまう。

つらそう・・・
続くかな・・・

心配でした。
でもあの赤ちゃんだった和樹くんが
幼稚園、小学校、中学校、高校、専門学校と
健聴の人たちと一緒に
友達も作って楽しく通っていたというのに
いま行く場所がないなんて、なんか見過ごせないし
なんとか続いてほしいと思い。

11月は、週に2回、計4日、数時間ずつの出勤。
12月も同じペースで来てもらってます。

紙をおるとかの単純な仕事を中心に、細切れに、
つぎつぎと言われることを一生懸命にやるうちに
気がつけば、どんどん吸収していってるみたい。

挨拶も顔をみて出来るようになったし
指示されなくても自分から先に動いて洗い物をしたり
少し長い時間の立ち仕事も大丈夫になってきたし
もともと器用なので、
ケーキを切るとか包むとかの作業はすごく丁寧で早い。

人間、なんだって、経験。
ずっと家にいて、体がなまっていたかもしれないけど
真面目に仕事する姿勢は二重丸。

いつも調理室で仕事していますが
キッチン担当のお姉さんたちに囲まれて
週二回、頑張ってます。

いま、クリスマスケーキの繁忙期なので、今日もスタッフ間で
「これは明日和樹くんにやってもらおう」
「和樹くん来るならあれも」「これも」と
頼みたいこと山積みで
「ちょっと!和樹くんの取り合いやね」
「ちゃんと予約してよ」と
大笑い。

昔お世話になったご恩返しに
少しでも和樹くんの役に立てればと、
さいしょはそんなつもりで声をかけたんだったけど
ほんの短い期間に、状況逆転、
もはや大事な戦力。

こんな真面目でいい子が、生まれつきのハンディのせいで
社会に出るきっかけをつかめないとしたら
みんなにとって、すごく、損失。残念なこと。

ほんとはウェブの仕事とかを勉強していた子なので
アルにずっといることはないかもしれませんが
アルをステップに、元気に社会に羽ばたいていってくれれば
それはそれで、いいことですよね。

とにかくこの繁忙期、
新戦力もフルに活躍してもらって乗り切ります。

おうちでデコレーションキットをお買い上げの方へ。
クッキーの袋詰めをしたのは彼です〜

ケーキの箱を折ったり
飾りのリボンを作ったり
洗い物、シール切り+張り、
もしかしたらデコレーションの一部をさせてみるかもしれません!
とにかく器用なので。

基本、調理室にこもっていますが
もし見かけることありましたら、みなさん、
ご指導ご鞭撻、よろしくお願い致します。

(むつみ)

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