本物のエリートに会えた時間だったような気がします。

2015年12月7日 - 未分類

<むつみ>

「マニフェストなんて、守る必要ないんですよ」

しょっぱなから、ぶっちゃけトークな感じ?で始まった、
小林節先生の講演会。

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いま大人気の小林先生の来沢で
定員を大幅に超えて、1100人、入ったそうです
立ち見もいっぱいでした。

かつては自民党政権のブレインで、
民主党に政権交代した時も言論人として政策に助言をしていたという。
そして今、
「安倍政権はうそつき」と
誰よりも大きな声で言いつづけてる、
慶應義塾大学名誉教授。66歳。

マニフェスト守らなくていい?
最初からギョ?となりましたが、
そのあとを聞いていくと、

「選挙は、議員を選ぶためのもの。
刻々と変わる状況の中で、
日本の国の幸せのために何が最良の道かを
選ばれた議員が議論して決めていくのが、議会制民主主義。

いま安倍政権がやっているのは、

’選挙で選ばれた自分が王様。
マニフェストに書いたことは、全部やってもいい。
議論なんていらない’

というやり方。」

なるほど。そうかも。

以下、
簡単なメモをもとに思い出しているだけなので
単語や表現は違ってしまっていますが
大意だけお伝えできればと思い、
講演の中身を書いてみます。
都合により、お話の順番も少し変えてます
(以下、聞き書き)

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金沢駅からタクシーに乗ったら
運転手さんに
「どんな御用で金沢に?」と聞かれ、
安保法制の講演をしに来た、と答えたら、

運転手さんから
「あれはねえ・・・
安保法制を戦争法なんていうのは、おかしい。
安保法制がないと、拉致問題も解決しないのに」と言われた。

一人でも多くの人に知って欲しいので、こう説明した。

「北朝鮮から人さらいが来ていることを、十分認識していたのに、
それを政治的な理由で表に出さなかったのは、自民党政権ですよ
警察も公安も知っていたのに」

「・・・・そうですね」

「それに、いま自衛隊を北朝鮮に出したとしても、
拉致問題は解決なんてしない。
攻め込まれる前に
拉致被害者を先にみんな殺害されてしまう。」

北朝鮮を脅威だという。
確かに、ミサイルは東北まで届いているので
日本のほとんど全域を射程圏内にしている。
核も持っている。

打ち込まれたらどうする?
本気で心配するなら、まず
日本海側の全部の原発のそばに、
迎撃ミサイルを配備するべき。
原発は、自爆装置なんだから。

それもやらないのに、ミサイルが脅威、といっても
なんの説得力もない。

それに、ミサイルだけでは、日本を制圧することはできない。
船に乗って、軍隊がやってくる必要がある。
でもそのまえに、アメリカに北朝鮮が制圧されてしまう。

(ハーバードにいたとき、アメリカ軍が最短何日で北朝鮮を制圧できるか
シミュレーションしているのを見ていたが
短くて1週間、長くても2週間という試算だった。)

北朝鮮のキム政権が考えているのは、
自分たちの体制が続くことがハッピーってこと。
いかに長く今の地位にいるか、ということだけを考えている。

日本にミサイルを打ち込んだりしたら
日米安保によって、アメリカが北朝鮮に攻め込んで行って
一週間で制圧してしまうのだから
キム政権にとっては、ぜったいやりたくないこと。

(日米安保があっても、実際には、アメリカは軍隊を出さないかもしれない、
日本を守らないかもしれない、という人がいるが
アングロサクソンの人たちは契約社会に生きているので
文章に書いたことは必ず守る。
そういう思考。)

中国の脅威も言われるし政権もさんざんそう言っている。
中国は、66年(私と同い年)の歴史で、
軍事侵攻により国土を3倍にしている。
危険な国であることは確か。

占領されたのは、チベットやウイグルなど、
非武装だった国。

一方、ベトナムや台湾など、専守防衛でやっている国は
中国軍を簡単に追い返してしまった。

中国の軍隊は弱い。
理由は、
中国の官僚から地方の役人に至るまで
右手で仕事をして、左手で賄賂を受け取って生きている、
国のためにというよりは自分の地位を保持するために役職をやっている
そういう国で、
軍隊も、国を守るとかそういう意識ではない。

だから、中国にごくちかいところに島を持っている台湾
(日本に例えたら、日本列島に対して佐渡島のような近さの場所)は
中国大陸からほど近いところにあるその島に陣取って
中国軍の総攻撃(?)を跳ね返した。
ベトナムもそう。

中国の軍は、弱い。
自衛隊が専守防衛をしていたら、絶対負けない。
それなのに、
集団的自衛権の設定によって
アメリカ陣営の理屈で、中東に行かされる可能性がとても高く、
その分、自国の守りは弱くなる。

日本の政権は、それをわかっているのに
中国の脅威論を利用している。
うそつきですよ、安倍さんて。

アメリカにいたころ、ホワイトハウスの控え室で、
各国の代表が、民族衣装の正装で
ずらりと待たされているのをいつも見ていた。

日本はアメリカを唯一の相手国としているけど
アメリカにとっては、200ある国のうちのひとつでしかない、と
そのときに理解した。

ジャパンハンドラーと呼ばれる人たちがいる。
アーミテージとかナイとか。
俺たちを通さないと、アメリカの政権と話ができないんだぞと言って
日本を手篭めにしている勢力。

日本の外交官は、アメリカに駐在すると
日本の外交官ではなくアメリカの外交官になって帰ってきてしまう。
そして、ジャパンハンドラーの言い分を伝える役割となる。

でも、アメリカには、
たくさんのシンクタンクがあり、
彼ら以外にも、政権に話を通す窓口はたくさん、たくさんある。
日本側も、政権交代をして
窓口を変えることはいくらでも可能。

みなさん、民主党政権にがっかりしたと思う。
自分も、言論人として協力したが(←注 ここ、よく聞き取れなくて、
協力って言葉じゃなかったかもしれません)
よちよち歩きの初心者政権にハラハラした。

でも、長年の自民党政権でたまってしまった膿が
噴き出してきて
それを、初心者マークの政権が処理しきれなかった、
それがそんなに責められることかどうか。
もう少し寛大に考えてあげてください。

いま、すべての野党の党首から、接触がある。
共産党ともいろんな議論をしている。
彼らは現実がわかってないと批判する人もいるが
良くも悪くも、スレていない。
意見を伝えると、ほんとに誠実に答えてきてくれる。

共産党は、政党助成金を受け取っていないので、
党員の寄付などで党を運営しているが
それが本来の政党のあり方。
他の野党の中には
助成金で自分の身分が安泰なので
地位を守ることがすべてになっている人もいる。

とにかく、政権交代をおこして、安倍政権よりは、ましにしないと。

次の選挙では、
比例区や、2人区では、
各政党がしのぎを削って戦えばいい。
でも、1人区では、反自民でまとまって
当選させるべき。

いま、私は、体力的にはボロボロ。
この壇上にあがるときも、重い体でやっと・・・
でも、好きなように話をさせてもらい、
みなさんからエネルギーをいただいて
壇を降りるときにはいつも元気になっている。
感謝しています。

私の話を聞いてくださりありがとうございます。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メモの書き起こしは、以上です。
繰り返しますが、メモしかしてないので
表現は、だいぶ、小浦節になってしまってます。
エッセンスだけ、お伝えできれば。

なんかね、ほんもののエリートに会えたなあ、って気がしました。

有名な大学の教授、ってだけなら、
こんな田舎にいてもたまにお会いする機会があるし
ごくまれに、お仕事でご一緒、なんてチャンスもあるけれど
こういう方にはなかなか、お会いすること、なかったです。

政権の近くでのお仕事経験があり、
地位も名誉も十分にあり
それをふいにするかもしれないのに
この場面で、
ご自分の意見を信念に沿って世に問うている。

私たちのような市井のひとりひとりに
同じ時代を生き切ろうと呼びかけているような姿勢に
感銘を受けました。

ママの会@石川からも
代表の早苗ちゃんがスピーチしました。
小林先生が、立派に子どもたちを育てているねと
控え室で優しく声をかけてくれたと
感激で泣いてました。

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小林先生、ありがとうございました。
石川県でも、一人ひとりがよく考えて
いい選挙が実現しますように。

 

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