手刺繍に心をのせて。「田舎にこそフェアトレードを」

2013年3月19日 - 商品のこと

<むつみ>

いよいよ今週、金曜日から「シサムウィーク」です。
京都のシサム工房さんの品物がどっさり、アルにやってきます。店内ほぼ、シサムさん一色に。

今日は「ロイヤルヘリテージ」シリーズをご紹介。

初めて展示会でこれをみたぐっち店長が、「キレイ!すてきです!ほんっといいです」と大騒ぎしていたのを思い出します。

こういう型で、下絵をスタンプして・・・

その上を刺繍。


小さな地域に住む150人の女性「アーティザン」たちが
10の自助ブループをつくって、この仕事をしています。

このグループは、貧しい女性達で構成されるマイクロ事業。

マイクロ事業って??

ほんの少しの資金で始められる、小さな仕事のことです。

こういう田舎では、女性差別もいまだにひどくて、夫なしでは外を歩くことも出来なかったり、人と顔を合わせて話す機会もまったくなかったりするのです。

でも、ちょっとずつでも手仕事で収入が入るようになると、力関係もガラリと変化します。

堂々と出歩いたり、人前で話をしたり、出来るようになります。

「女性たちは日々、母から娘へ、姑から嫁へと受け継がれてきた刺繍技術を使って、経済的自立を目指し力を合わせて働いています。」

日中は気温が45度にもなる、厳しい環境。

 生産者団体 Kalatmakのカリッドさん

「田舎にこそフェアトレードは必要だと信じています。

都会へ都会へと人が移住するのではなく、農村に住む生産者たちが、その土地の文化と自然の中で、家族との生活を営みつつ、生産活動ができるよう、私達のようなNGOが架け橋となっていきたい。」

と、大きな目を輝かせて力強く語ってくれました。(シサム工房ウェブサイトより)

女性たちが、自分たちの手で、暮らしを良くしたいと、願いを込めて刺した、一針一針の仕事。

着るたびに、あなたの暮らしも、豊かにしてくれると思います。

ここからは余談ですけど・・・

「手仕事に想いをのせて・・・」って、少し前までは、単なるキャッチコピーとして読まれていたと思うんですが、最近では、

「手仕事にホントに想いやいろんなことが乗っかるんだな」と、信じられているような気がします。

このまえ、スタッフで話していたとき、

「アルのトイレって落ち着くよね」という子がいました。

「お客様にも、よく褒められますよね」と。

店の内装は、当時のスタッフや、手伝ってくださるお客様、みんなで、珪藻土を塗ったんですが、トイレは特別難しくて。角がいっぱいあるし、狭いし。

改装作業もピークで、みんなクタクタで、最高に疲れていて、ネガティブになりそうな気持ちを奮い立たせるために

「このトイレに入る人みんなが、幸せになりますように!」とかなんとかいいながら、歌を(Amazing Graceか何かを・・・)歌いながら、作業をしたんです。

特別つかれていたので、特別ていねいに、心を込めました。(そうしないと倒れそうだったから・・)

そのときの気持ちが、塗り込められてるんだと、私は確信してるんですが、

そういう話を信じてくれる人が、最近、ずいぶん増えてきたなと思います。

だから手刺繍も、夢を持って働く女性たちの気持ちが、幸せを運んでくれますよ、きっと。

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